九州大学 整形外科学教室
九州大学大学院医学研究院臨床医学部門
外科学講座整形外科学分野

お知らせ・イベント
山口 亮介先生がAPPOS-POSNA traveling fellowshipに参加されました

APPOS-POSNA Traveling Fellowship 2018

九州大学整形外科 山口亮介

 

2018年4月28日から5月13日にかけて、APPOS-POSNA traveling fellowshipに参加しましたのでご報告いたします。

このフェローシップは、Asia Pacific Pediatric Orthopaedic Society (APPOS)と、Pediatric Orthopaedic Society of North America (POSNA)の間で1年おきに交互に3人ずつのフェローを交換する制度で、2014年に開始されました。2017年にはPOSNA側から3人のフェローが来日し、九州大学病院、福岡市立こども病院でもお迎えしました。2018年APPOS側からは3回目となる今回、3人の内の1人として日本から私が選ばれ、米国3か所の小児病院を訪問し、POSNA annual meeting 2018に参加させていただきました。

フェローメンバー

左 Alec Hung, Prince of Wales Hospital, Hong Kong

中 山口亮介、九州大学、日本

右 Hoon Park, Gangnam Severance Hospital, Korea

 

  1. 1.Seattle Children’s Hospital (Seattle, Washington)

まずはMicrosoftやAmazonなどの大企業があるシアトルを訪問しました。ホストはDr. Klane Whiteで、内反足で高名なDr. Moscaや、女性DirectorであるDr. Yandowにお世話になりました。Dr. White自宅でのホームパーティでは、奥様が作られた華やかなパーティ料理をふるまわれました。

Dr. White宅でのホームパーティ しばらく座らずにいろいろな人との会話を楽しむ文化

 

  1. 2.Rady Children’s Hospital (San Diego, California)

次に、メキシコとの国境沿いにあるサンディエゴを訪問しました。最高の気候で、多くの留学生が滞在している理由がよくわかりました。ホストは、Dr. Eric Edmondsで、小児股関節で高名なDr. Wengerや愛弟子のDr. Upasani、Dr. Pennockなどにお世話になりました。脊椎外科医であるDr. Newtonの海に面した超高級住宅でのホームパーティにも招かれました。

左 迎えてもらったDr. Wenger達とレストランにて

右 海に面した超高級住宅でのホームパーティにも招かれました

 

  1. 3.Texas Children’s Hospital (Houston, Texas)

ついで、テキサス州のメキシコ湾に面したヒューストンを訪問しました。暑く湿度が高い都市ですが、MD Anderson Cancer Centerなどの有名な病院が多数あるMedical districtにある病院で、Dr. Scott McKayにホストをしてもらいました。デンマークから昨年リクルートされて渡米した脊椎外科医のDr. Dahlと一緒に、小児股関節外科医であるDr. Rosenfeldの湖に面したセカンドハウスに招待され、ザリガニ料理や水上スキーを楽しみました。

左 Dr. Rosenfeldの湖に面したセカンドハウス(月に数回週末を過ごす家)

右 スパイシーなCrawfish(ザリガニ) 質が良いもので50匹以上食べました

 

  1. 4.POSNA annual meeting (Austin, Texas)

水曜日から土曜日までの4日間開催されました。初日は小児整形外科領域における各疾患の自然経過についてのレクチャーが行われ、ウェルカムレセプションではテキサスBBQが振舞われました。シンポジウムや各学会賞の発表、サブスペシャリティーデーがあり、3日目金曜日の夜にはクロージングレセプションとして、音楽ライブ会場にて参加者によるテキサスラインダンスが行われました。米国留学時代のBossであるDr. Harry Kimや、2017年にお迎えしたPOSNA側からのフェローにも合うことができました。

左 テキサスラインダンスにも参加しました

右 米国留学中のBossであるDr. Harry Kimとその娘さんとともに

 

今回の施設、学会訪問では、外来や手術の方式、医師の雇用形態や働き方、整形外科医になるトレーニングや収入、研究への取り組み方や利点などについての日米の違いを確認することができ、自分の立ち位置、今後果たすべき役割を考えるとても良い機会となりました。歓待していただいたPOSNA membersと各訪問施設のドクター達、APPOSのDr. Bobby Ng、フェローシップに推薦していただいた中島康晴先生、不在期間中にご迷惑をお掛けした九州大学病院整形外科の先生達に改めて深謝申し上げます。