九州大学 整形外科学教室
九州大学大学院医学研究院臨床医学部門
外科学講座整形外科学分野

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居石卓也先生の研究成果が日本骨代謝学会ホームページで紹介されました

赤崎幸穂講師、津嶋秀俊助教、居石卓也日本学術振興会特別研究員らの研究グループ(軟骨代謝グループ)は、細胞内に存在するセリントレオニンキナーゼであるGRK5(G protein-coupled receptor kinase 5)に着目して研究を行い、軟骨細胞においてGRK5の働きを阻害することで、NF-κB経路の制御を介して変形性膝関節症における軟骨変性の進行を抑制することを報告しました。今回の研究成果より、GRK5を標的とした治療は、変形性膝関節症の新規治療薬開発の一助となることが期待されます。(詳しくは日本骨代謝学会ホームページ内1st Author URL: http://www.jsbmr.jp/1st_author/412_tsueishi.htmlをご参照ください)

 

本研究はArthritis and Rheumatology誌に掲載されました(PMID: 31696655, DOI: 10.1002/art.41152)。

 

居石先生からコメント:

変形性膝関節症は非常に多くの患者さんがおられるCommon diseaseでありながら、変性の進行を抑制する薬物療法は未だ存在せず、疾患修飾治療薬の開発は喫緊の課題といえます。今回の研究が、何らかの形で新規治療法へと繋がることを期待しています。まだまだ駆け出しの半人前の整形外科医ではありますが、運動器分野の治療、研究の発展に少しでも貢献できるように更に精進していきたいと思います。最後になりましたが、多大なるご指導頂いた中島 康晴教授や赤崎 幸穂講師を始めとする多くの先生方に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。