2023年3月4日(土曜日)に第2回九州大学整形外科研究発表会を開催致しました。
今回は、大学院3年生の以下の6名の先生方に大学院で行っている研究内容について紹介してもらいました。
1.田中秀直:ペルテス病大腿骨頭において関節軟骨は肥厚する -MRI解析-
2.川口健悟:粘液型脂肪肉腫における、予後予測ツールとしての新規核異形度分類の提案とその分子遺伝学的背景の検討
3.柴原啓吾:至適微細孔率により強度と骨伝導性を充足した炭酸アパタイトハニカム人工骨の開発
4.小野玄太郎:脊髄損傷後のグリア瘢痕形成機序の解明
5.金堀将也:平滑筋肉腫の肺転移における免疫逃避メカニズム;EpCAM発現上昇によるCD8+ T細胞浸潤の阻害
6.有隅晋吉:金属結合タンパク質メタロチオネイン3はNRF2経路を介したROSの制御により、破骨細胞の生存と分化に影響を及ぼす
今回も、いずれの研究内容についても活発な質疑応答があり、非常に有意義な研究発表会となりました。