具体的内容: 慢性に経過する疾患のアドヒアランスの向上のためには、患者側の行動習慣の変容が必須でございます。既に、ニコチン依存症治療では、スマートフォンを用いたアプリが個人の生活習慣・行動様式を改善させ、治療成績を向上させる事が証明され、2020年に治療用アプリとして保険収載されております。また、骨粗鬆症治療においても、メールや手紙などで患者へリマインダーを送付する事が、外来受診率改善に有効な場合
概要: 九州大学整形外科の関連病院による共同研究として、九州大学病院広域ネットワーク型臨床研究システム(CRIN-Q)を使用した北部九州における骨粗鬆症性大腿骨近位部骨折(FHF)の大規模データベースを構築し、約1200例に及ぶ症例が登録し、継続して経過観察を行なっています。 具体的内容: 現在、集積されたデータを用いて、FHF後の死亡リスクを、栄養状態を表す指標であるGeriatric Nutr