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進行期股関節症に対する寛骨臼移動術(TOA)の成績

具体的内容:

進行期股関節症に対するTOAの長期成績を調査した結果、THAへの移行をendpointとした生存率は15年で80%、20年で59%でした。BMI>24kg/m2が15年以内にTHAへ移行する有意な影響因子であり、関節温存術を検討する際に、年齢(60歳以下)や単純X線所見(外転位で、関節裂隙が開大、関節適合性が改善)などに加えた、patient inclusion/exclusion criteriaとして有用と考えられました(ORTHOPEDICS誌 2018 Blue Ribbon Article Award、Hamai S, et al. Orthopaedics 2018)。

図:ORTHOPEDICS誌2018 September/October号の表紙

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