これまでに得られた基礎研究結果を元にして、ステロイド治療に伴う大腿骨頭壊死の発生予防の臨床研究を“先進医療”で行っています。これは、全身性エリテマトーデス(SLE)の初回ステロイド治療と同時に試験薬3剤(抗血小板薬、高脂血症治療剤、ビタミンE)を90日間併用投与し、180日後の大腿骨頭壊死発生の有無を評価する全国12施設が参加している多施設共同試験で、骨壊死予防効果の検証を目的としています。