1)前十字靱帯(ACL)などの靱帯損傷
膝を強くねじった際に生ずる怪我で、膝が不安定になり、スポーツができなくなったり、後に半月板を傷めたりする原因となります。関節鏡を使って、膝周囲の腱を用いた靱帯再建術を、最新の方法を用いて行っており、良好な成績を得ています。
2)半月板損傷
半月板は膝の軟骨の荷重分散のために大切なクッションであり、断裂すると痛みや軟骨変性の原因となります。治癒する能力のない部分の断裂部に対しては切除を行いますが、血行がある部分の断裂に対しては縫合して、可能な限り修復するようにしています。